2016年入社|製造2課
A.F.
初めて見る加工技術に発見と驚き
以前はガス会社で仕事をしていました。現場の作業員を3年、その後CADで図面を引いたり、役所への申請業務を担当していました。転職した理由はものづくりに興味があったからです。溶接工として金属加工をしてみたいと思い、そんな時に楠田金属と出会いました。ここでの仕事は初めて見る作業ばかり。「こんな加工ができるのか」と新たな発見に驚きました。
品質チェックの最後の砦となる最終検査
今の仕事は製品の最終検査と配送です。検査はお客様に対して不良品を出さないための検査です。私が所属する第2工場には2人の検査員がいます。製品の大きさは2センチくらいから2メートルくらいのものまで様々で、検査個数は日によって違います。方法は主に寸法検査。お客様から指示されたサイズに合っているかを計測器で測り、検査実績を残します。また、実際に使用してみて不具合がないかを試す嵌合(かんごう)検査も行います。配送の仕事では加工前の材料や加工後の製品を車で運びます。
同じミスを2度しないこと
図面通りに製品ができているかを見逃さないように心掛けています。検査部門は楠田金属として不良品をチェックする最後の砦。責任は重大です。検査の時に気を付けていることは、過去と同じ不良を2度と出さないことです。同じミスを繰り返さないように、不適合事例をチェックして加工担当者に伝えて注意を促します。不良品が出たことを私だけがわかっていても意味がないので、なぜこうなったのか原因を究明し、再発防止策を仲間で話し合い、不良報告書で社内に共有します。検査書に不適合事例を残し再発防止に努めています。
街中で自社製品を見たときに喜びを感じる
以前、病院の中で見つけたタクシー呼び出し電話に自社で加工した製品が使われていました。それまで自分が関わった製品をあまり見かけたことがなかったので、身近なものに使われているのを見てうれしくなりました。当社は最終製品を扱っていませんが、品質チェックの際に完成品の図面を渡されるので製品の全体像を把握しています。過去には新幹線の風切り音を軽減させる製品などもありました。世の中の役に立つものに関わっていることに誇りを感じます。
きれいな工場で一緒に働きましょう
ものづくりの魅力は加工プロセスを知ることと、そのプロセスに参加して自分がつくったと思えることです。これから入社する人とものづくりの楽しさと大変さを共有したいですね。当社にはいろいろな部署があり、たとえば製造と営業など部署間のつながりもあります。私もいろいろな部署に話しかけてコミュニケーションをとるように心がけています。配送の仕事で他社の工場を見る機会が多いですが、楠田金属の工場はきれいですよ。職場環境を整えるため5S活動もしていますし、材料の配置や清掃が行き届いていると思います。
Other Interview
様々な職種の社員たちのリアルな声を紹介します。